JWS(JWS)におけるCompact, Flattened JSON, General JSON
JWS(JWS)の文脈において、Compact, Flattened JSON, General JSONの3つがそれぞれ何を表すか解説してください。
JWS(JSON Web Signature)は、デジタル署名をJSON形式で表現するための仕様です。JWSには、Compact、Flattened JSON、General JSONの3つの表現形式があります。それぞれについて解説します。
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Compact:
Compact形式は、JWSの全体を短縮された文字列で表現したものです。この形式では、JWSは3つの部分(ヘッダー、ペイロード、署名)をドット(.
)で区切った文字列として表されます。一般に、URLセーフなBase64エンコーディングを使用しています。Compact形式は、主にトークンをURLやHTTPヘッダーで渡す際に便利で、非常にコンパクトです。例:
eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9.eyJzdWIiOiIxMjM0NTY3ODkwIiwibmFtZSI6IkpvaG4gRG9lIiwiaWF0IjoxNTE2MjM5MDIyfQ.SflKxwRJSMeKKF2QT4fwpMeJf36POk6yJV_adQssw5c
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Flattened JSON:
Flattened JSON形式は、Compact形式をより分かりやすいJSONオブジェクトとして表現したものです。この形式では、ヘッダー、ペイロード、署名の情報がすべてJSONオブジェクト内で表現され、署名フィールドは特に明示的に管理されます。Flattened JSONは、複数の署名を持つ場合(たとえば、複数の署名者からの署名)に対応するための構造を提供します。例:
{ "protected": "eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9", "payload": "eyJzdWIiOiIxMjM0NTY3ODkwIiwibmFtZSI6IkpvaG4gRG9lIiwiaWF0IjoxNTE2MjM5MDIyfQ", "signature": "SflKxwRJSMeKKF2QT4fwpMeJf36POk6yJV_adQssw5c" }
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General JSON:
General JSON形式は、JWSの情報をさらに冗長に表現した形式で、ヘッダー、ペイロード、署名の情報がそれぞれのフィールドとして持たれている構造です。この形式は、他のJSON形式と比較して最も明瞭で理解しやすいですが、表現が冗長になります。複雑なデータ構造が含まれる場合にも適しています。例:
{ "signatures": [ { "protected": "eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9", "header": {}, "payload": "eyJzdWIiOiIxMjM0NTY3ODkwIiwibmFtZSI6IkpvaG4gRG9lIiwiaWF0IjoxNTE2MjM5MDIyfQ", "signature": "SflKxwRJSMeKKF2QT4fwpMeJf36POk6yJV_adQssw5c" } ] }
これらの形式は、それぞれ異なるシナリオや要件に応じて使い分けられます。
Firebase authで使われているのはどれでしょうか
Firebase Authenticationで使用されているのは、主にCompact形式です。Firebaseでは、JWT(JSON Web Tokens)として認証トークンを生成・使用する際に、コンパクトな形式を用います。これは、トークンをHTTPヘッダーやURLに埋め込む場合に、データ量を最小限に抑えるのに適しています。
Firebase Authenticationを利用する際には、このCompact形式のJWTを利用して、ユーザーの認証情報を安全にやり取りしています。
わかって聞いたので、正しい情報