Three.jsのDragControlsで任意の平面上または任意の軸方向にだけ動かす
Three.jsのDragControlsで移動させるときに任意の平面上または任意の軸方向にだけ動かすことはできますか
はい、Three.jsのDragControlsを使用してオブジェクトを移動させる際に、任意の平面上または任意の軸方向にだけ動かすことができます。
オブジェクトを特定の平面上に制限する場合、ドラッグ操作中に平面の法線ベクトルを使用して制限をかけることができます。具体的には、DragControlsのドラッグ中イベントリスナー内で、オブジェクトの座標を更新する前に、ドラッグの方向ベクトルを平面の法線ベクトルとの内積計算を行い、その結果が0であることを確認することができます。もし結果が0でない場合、それに応じて座標の更新を無効にすることができます。
特定の軸方向に制限する場合は、ドラッグ中イベントリスナー内でオブジェクトの座標を更新する前に、オブジェクトの座標を固定したい軸の要素を更新しないようにすることができます。
以上の方法を組み合わせることで、オブジェクトを任意の平面上または任意の軸方向にだけ動かすことができます。
コード例を含めて解説してください
以下は、Three.jsのDragControlsを使用してオブジェクトを特定の平面上に制限する方法のコード例です。
const renderer = new THREE.WebGLRenderer(); // レンダラーの初期化などのコード... const scene = new THREE.Scene(); // シーンの設定などのコード... const camera = new THREE.PerspectiveCamera(45, window.innerWidth / window.innerHeight, 0.1, 1000); // カメラの初期化などのコード... const controls = new THREE.DragControls(objectArray, camera, renderer.domElement); // DragControlsの初期化。objectArrayはドラッグ対象のオブジェクトの配列など... controls.addEventListener('drag', function (event) { const planeNormal = new THREE.Vector3(0, 1, 0); // 平面の法線ベクトル。例として、y軸方向に固定する場合。 const direction = event.object.position.clone().sub(event.object.userData.dragStartPosition).normalize(); const dotProduct = direction.dot(planeNormal); if (dotProduct === 0) { // 任意の平面上にないため、座標の更新を無効にする event.object.position.copy(event.object.userData.dragStartPosition); } });
上記のコードでは、ドラッグ操作中に平面の法線ベクトルとドラッグ方向ベクトルの内積を計算し、結果が0でない場合に座標の更新を無効にする方法を示しています。この例では、y軸方向に固定するために、平面の法線ベクトルを(0, 1, 0)
としています。もちろん、任意の平面を表す法線ベクトルを設定することができます。
軸方向に制限する場合は、座標の更新前に特定の軸の要素を更新しないようにするだけで済みます。例えば、x軸方向に制限したい場合は、座標の更新部分を以下のように修正します。
controls.addEventListener('drag', function (event) { event.object.position.y = event.object.userData.dragStartPosition.y; // y軸の座標は固定 event.object.position.z = event.object.userData.dragStartPosition.z; // z軸の座標は固定 });
このようにすることで、オブジェクトをx軸方向にのみ移動させることができます。
以上が、Three.jsのDragControlsを使用してオブジェクトを特定の平面上に制限する方法のコード例です。